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浮世絵師「葛飾 北斎」の紹介

葛飾 北斎

宝暦十年(1760年)~嘉永二年(1849年)
― 世界が注目する奇想の天才絵師 ―

江戸本所割下水(現在の墨田区・両国付近)に生まれる。
十九歳で、浮世絵界の巨匠・勝川春勝に入門し、「春郎」と号して役者絵などを描いた。
のちに、狩野派から大和絵、琳派、雪舟龍、中国画など、幅広い画風を貪欲に学習し、自己の画風を確立していった。

「神奈川沖波裏」や「凱風快晴」に代表される「富嶽三十六景」が最も有名であり、浮世絵木版画の最高傑作といえる。一人の絵師が描いたと思えないほどの豊富な画風を持ち、その制作意欲は、肉筆美人画、狂歌絵本、読本挿絵など他分野に注がれ、数々の作品を生み出した。

新しい表現の追求と旺盛な想像力のもと生み出された作品の数々は、日本のみならず、世界中の芸術家たちに多大な影響を与えた。 1999年、アメリカのLIFE誌で「この1000年で最も重要な功績を残した世界の100人」に日本人で唯一選ばれており、その人気は今も衰えることがない。