源氏絵と浮世絵「月夜」
22,000円(税込)
イラストレーターが描く、浮世絵を代表する作品ともいえる葛飾北斎「神奈川沖浪裏」の現代浮世絵。
- 商品コード
- 000000000293
- 在庫状況
- ○ 在庫あり
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源氏絵と浮世絵「月夜」の詳細
イラストレーター・山崎杉夫による「現代浮世絵」。
―作者コメント―
浮世絵を代表する作品ともいえる「神奈川沖浪裏」を眺めていたら、荒波を超える船が目に付きました。
船があることでこの絵は江戸時代だなと認識できます。
一説によると、この絵は内房から神奈川方面を観ながら描かれたとありました。
今、同じ視点に立つと日中は数多くのタンカーが行き来をしています。
やはり江戸時代とは異なる風景です。
唯一、船が通らない夜の風景だけは今も昔も変わらないような気がします。
【源氏絵と浮世絵】
平安時代の女流作家・紫式部によって書かれた長編物語『源氏物語』。
光源氏の恋愛と人生を中心に貴族社会の栄華と無常を描いたこの作品は世界最古の長編小説としても知られ、日本文学の傑作とされています。
その『源氏物語』の世界を絵画化した「源氏絵」は平安時代末期から数多く制作され続け、江戸時代にも歌川国貞や歌川国芳、月岡芳年などの浮世絵師たちが挿絵や錦絵として源氏絵を描きました。
浮世絵の源氏絵は、公家文化の雅やかさと庶民文化の粋が融合した、独特の魅力を持つ作品として今も評価されています。
本企画「現代の源氏絵と浮世絵」は、浮世絵に使用される越前和紙の産地であり、紫式部ゆかりの地でもある越前市にて開催される展覧会『源氏絵と浮世絵』(令和7年1月31日~3月9日)の関連企画として現代の作家5人が書き下ろした作品となります。
それぞれに独自の画風と表現美を持つ個性豊かな5人の絵師が、『源氏物語』と浮世絵をテーマに制作した「現代の源氏絵と浮世絵」をぜひお楽しみください。
イラストレーター・山崎 杉夫

1968年生まれ。立教大学経済学部卒業後、会社員を経てセツ・モードセミナーで学ぶ。
その後、安西水丸氏に師事。現在は広告や出版の分野を中心に活動中。
主な近作に、書籍『立川生志のニュース落語』(梓書院)の表紙絵、ヴァシュロン・コンスタンタン銀座本店の店内装飾、月刊絵本『あっちから こっちから』(福音館書店)などがある。
この商品の詳細と素材やサイズ
商品名 | 源氏絵と浮世絵「月夜」 |
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商品内容 | 浮世絵(ジークレー版画)、専用額 |
お届け | 順次発送 |
サイズ(絵) | 縦20.8cm × 横29.5cm |
サイズ(額) | 縦31.0cm × 横40.0cm |
素材(絵) | 純手漉和紙(鳥の子紙) 岩野平三郎製紙所 |
素材(額) | 額:木製、表面:アクリル |
技法 | ジークレー版画 |
版三の浮世絵版画の特徴
版三が作る浮世絵版画だけの特徴があります。
他とは違う、版元である浮世絵工房の版画だからできる違いをご紹介します。

純手漉和紙(鳥の子紙)
経済産業省伝統的工芸品認定、越前和紙漉元・岩野平三郎製紙所が制作。
日本古来の原料を使用し、伝統的な流し漉きで作られた越前和紙です。
中でも鳥の子紙は越前和紙を代表する和紙で、写経や短冊、屏風や襖紙等でも使われるほど固く光沢があるのが特徴です。

ジークレー印刷
ジークレー(Giclee)はインクを吹き付けて着色するという意味のフランス語が語源。
高性能インクジェットプリンターを駆使した超高精細デジタル出力の代名詞的版画技法です。
従来のリトグラフやシルクスクリーン版画以上の耐光保存性と色彩の表現に優れており、忠実な原画の再現が必要とされる有形文化財や希少価値の高い絵画の複製などで用いられています。

浮世絵専用の額装
浮世絵の寸法は現代絵画と縦横比が異なるため、既成の額縁では最適なサイズを見つけるのが困難です。 より作品が美しく見えることを考慮し、版三がオーダーした高級感ある額縁に入れてお届けいたしますので、そのまま飾ってお楽しみいただけます。
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