人間と妖怪、それぞれの時間が曖昧になる「あわい」の瞬間を捉え、アニメ第6期キャラクターたちがまるで「百鬼夜行」のように歩く賑やかで不思議な世界観を描いた作品。
付喪神(つくもがみ)を題材とした『付喪神絵巻』とあの伝説的なグループが歩いたことで知られる、とある道の風景をモチーフとしています。作品の舞台は鳥取県境港市にある「水木しげるロード」をイメージしています。
アニメ第6期の主要キャラクターたちが夕暮れ時、かつて「暮れ六つ」や「酉の刻」と呼ばれた18時頃に、妖怪たちの世界「ゲゲゲの森」へと通じる異空間への道かのような「妖怪道路」を楽しげに歩く姿を描写。
浮世絵ならではの遊び心も満載で、細部にわたってさまざまな“お楽しみ要素”が散りばめられています。

































担当浮世絵師のコメント
この作品では、「百鬼夜行」や「付喪神絵巻」の世界観と、ビートルズの『Abbey Road』の構図を組み合わせ、現代と伝統の交差点のようなイメージを表現しました。
背景となる交差点には、水木しげる先生ゆかりの地である「水木しげるロード」を思い描いています。
また、時間設定は「大禍時(逢魔が時)」という日没直後の不思議な時間帯。
人間の世界と異界が交わるような瞬間に、妖怪たちが歩いている様子を描きました。
アニメ第6期のキャラクターをメインに、見ていて楽しくなるような仕掛けや、浮世絵ならではのユーモアを盛り込んでいますので、細かい部分にも注目して楽しんでいただけたら嬉しいです。