初夏の活気に満ちた佃島の祭りの様子を描いた作品です。
画面中央の氏子旗には「住吉大明神」と記され、横には「安政4年6月」とあり、この祭りが6月に行われたことを示しています。
祭りの見どころは八角神輿を担いで海に入る海中渡御。
旗の奥には、裸の若衆たちが勇壮に神輿を担ぎ上げ、海中へと練り込む様子が捉えられています。
佃島の始まりは、徳川家康の大阪の陣での縁により、摂津国佃村の漁師たちが江戸湾の島に移住したことに遡ります。
彼らは故郷の守護神である住吉神社の分社を建立し、毎年祭礼を欠かしませんでした。
















































